夫の稼ぎだけでは生活が厳しい家庭もあるでしょう。
生活が厳しいと、パート働きも検討しなければいけません。
何かしらの理由でパートに行くのが嫌な人もいるはずです。
私も長い間専業主婦なのもあり、いきなり働きに出るのには抵抗がありました。
今回は、生活が苦しいのにパートに行きたくない理由について解説します。
ストレスフリーなパート生活を実現する方法も紹介しています。
大:生活が苦しいのに主婦がパートに行きたくない理由
生活が苦しくても主婦がパートに行きたくない理由は、主に次が挙げられます。
社会復帰する勇気がない
今の生活を変えたくない
外に出たくない
世間体が気になる
家事や育児との両立に不安がある
私のように、結婚するまでは社会人として働いていた人もいるでしょう。
結婚してから長い間家事に専念していると、社会復帰するのに不安ができます。
今の生活を変えたくなく、そもそも外に出たくない気持ちも分かります。
近所づきあいがある人だと、働いたために色々噂されるのも理由の1つです。
子どもが生まれると育児しなければならず、パートとの両立がますます難しくなります。
中:社会復帰するのに勇気がいる
社会復帰に不安があり、パートで働くのに抵抗がある人もいるでしょう。
私は結婚するまでの5年間、社会人として働いています。
結婚から3年経つと子どもが生まれ、旦那の給料だけでは生活が難しい状況になりました。
そうなるとパートをしなければいけないのですが、3年のブランクもあり、ちゃんと仕事できるか不安でした。
仕事ができないと人間関係の悪化を引き起こす可能性があり、その懸念が私が社会復帰に抵抗があった理由です。
私の友達にも同じ考えの人はいたので、意外と少なくない理由だと感じます。
中:今の生活を変えるのに抵抗がある
今の生活を変えたくないからパートに行きたくない人もいるでしょう。
パートに行けば収入が増え、家計が楽になるのは間違いありません。
ただし、主婦は家事だけでなく、役場に行って手続きしたりと、家のことを結構任されます。
そのうえでパートもすると、自分の時間がほとんどなくなるでしょう。
パートに行かない生活の方がのんびり過ごせるので、パートに行きたくない理由も分かります。
中:外へ出る行為に面倒くささを感じる
パートに行きたくない要因として、外に出たくないのも挙げられます。
女性が外に出ようとすると、次の準備に時間が掛かります。
服選び
メイク
髪のセット
この中でも私はメイクが苦手で、40分近く掛かるのは日常茶飯事です。
服選びや髪のセットも含めれば、1時間近く掛かります。
パートへ行く度に1時間も準備すると考えただけで、パートへ行くのが面倒になります。
適当に服を選びノーメイクでいいならパートに行けますが、人の目が気になるので結局準備しなければいけません。
中:世間体が気になって働けない
世間体が気になって働けない人もいるでしょう。
私のように3年間働いていない人が、急に働き出すと近所の話題になる可能性もあります。
実際に私は、「○○さんって働き出したらしいよ」という自分の噂を小耳に挟んだ経験もあります。
私はネガティブ思考なところがあるので、「お金が足りないと思われているのではないか」と少し不安になりました。
最初は噂が気になって働く活力が少し薄れましたが、噂は次第になくなっていくものです。
ある程度の期間働いたら噂も耳に入らなくなり、世間体を気にせず働けるようになりました。
中:家事や育児との両立で体力が持たなそうだから
パートをすると、家事や育児との両立で体力切れになりそうと思っている人もいるでしょう。
私は子どもが生まれてからパートを始めたので、大変さを知っています。
現在進行形で、次のスケジュールで活動しています。
朝ご飯作る
子どもを保育園に送る
パートをする
帰るときに買い物を済ませる
子どもを保育園へ迎えに行く
部屋の掃除や洗濯など家事を一通り済ませる
食事の支度をする
残業が多かった社会人のときと同じぐらい疲れます。
自由時間は食事の片付けが終わった20時頃からです。
体力切れまではいきませんが、人によってはハードスケジュールに感じるでしょう。
大:パートへ行かずに生活の苦しさを解決する方法
パートへ行かずに生活の苦しさを改善する方法は、次の通りです。
家計簿を付ける
支出を減らす
毎月使える金額を決める
家計簿を付けるだけでも、毎月どれくらいの支出があるかを把握できます。
その中で見直しできる支出があれば、減らしたりなくしたりするのがベストです。
無駄遣いによる家計の圧迫を防ぐためにも、毎月使える金額を決めましょう。
まとめると、パートへ行かずに生活の苦しさを改善するには節約が重要です。
中:家計簿を付けて現状を把握する
現状を把握するために、家計簿を付けましょう。
家計簿を付けるだけでも、月にどれぐらいの支出があるかを把握できます。
支出を見れば、どの項目を減らせるかを確認可能です。
少しの支出でも、積み重なって大きな出費になっている可能性もあります。
まだ家計簿を付けていない人は、この機会に家計簿を付けてみましょう。
中:見直し可能なものから支出を減らしていく
家計簿を付けたら、見直し可能な物から支出を減らしていきます。
例えば、携帯電話の料金も見直し可能な項目です。
今より安いプランに変更したり、格安SIMに変えたりすると節約できます。
私はパート働きに出る前、家からほとんど出なかったので、データ使用量が低いプランに変更し、月に3,000円ほどの支出を減らした経験があります。
ほかにも、ガスや電気料金も節約できる要素です。
特に電気料金は、クーラーの設定温度を上げたり、必要な時以外は付けない方法で対策可能です。
家計簿を参考に、節約できる要素は積極的に節約しましょう。
中:毎月使える金額を設定する
無駄な支出を減らすため、毎月使える金額を設定しましょう。
私は、自分で使える娯楽費は1万円までと設定した経験があります。
それまでは3万円ほど使っていたので、およそ2万円もの節約です。
自分でお金を管理できる自信がなかったため、旦那に月1万円のお小遣いをもらう形で実行していました。
今はパート働きのため月に使える金額は特に制限していませんが、なるべく使いすぎないよう気をつけています。
大:ストレスの少ないパート生活を実現する方法
ストレスのないパート生活を実現するには、次を検討しましょう。
家族に手伝ってもらう
便利家電を導入する
パートしていると、家事との両立が難しくなります。
少しでも負担を減らすため、家事を楽にする工夫が必要です。
頼りになる家族がいるなら、家事を手伝ってもらうのも手です。
便利家電を導入し、家事を楽に終わらせる方法もあります。
中:家族に普段の家事や育児を手伝ってもらう
頼れる家族がいるなら、普段の家事や育児を手伝ってもらうのもおすすめです。
パートで疲れる理由は、主に家事や育児との両立です。
家族に家事育児を手伝ってもらえば、自分はパートに専念できます。
ただし、毎日手伝ってもらうのは家族の負担になるので避けるべきです。
私は週休3日のパートで働いており、休みの日だけ家族に家事を手伝ってもらい、自分が休めるような環境を作っています。
中:便利家電を導入して日々の負担を減らす
家事を楽に済ませたい人は、便利家電の購入も検討しましょう。
私が買って特に良かったと思ったのは、ロボット掃除機と食洗機です。
ロボット掃除機は電源を入れるだけで家中を掃除してくれるので、掃除の時間を丸々カットできます。
食洗機も、使った食器を入れるだけで洗ってくれるので大分楽になります。
空いた時間で休息を取れるため、パート後の疲労を回復させたい人におすすめです。
ただし、便利家電は高価格な傾向にあります。
パートで貯金してから買うか、旦那に相談して買ってもらいましょう。
私は旦那と相談し、パートで稼いだ給料は便利家電に使っていいと許可を得て購入しました。
大:パートで働くと得られるメリット3選
パートで働くと、次のメリットが得られます。
家計が楽になる
社会的な広がりを持てる
健康的な生活を送れる
パートでは、労働の対価として給料を受け取れます。
給料を生活費に充てれば、家計が楽になるでしょう。
パート先で人との関係を持てば、社会的に広がり日常の充実に繋がります。
身体を働かせるため、健康的な生活も期待できます。
中:収入が増え家計も楽になる
パートで働くメリットは、収入を得られる点が大きいです。
私は、パートで月8万円の収入を得ています。
普段の生活費に8万円がプラスされた計算になり、節約を多少妥協しても問題なく生活できるようになりました。
むしろ生活費が余る月も出てきて、貯金する余裕もできています。
家にいない分、光熱費を必然的に節約できるのもポイントです。
中:社会的に広がり日常が充実する
パートをすると、社会的な広がりができます。
私はパートする前、友人が2人いるかいないかぐらいの交友関係でした。
パートを始めてからは、世間話ができる程度の友達が5人ぐらい増えました。
一緒に食事したり、お互いの悩みを相談し合ったりしています。
パートする前よりも日常が充実していると言えます。
ただし、パートを始めたからといって必ず友達ができるとは限りません。
相手の話を積極的に聞いたり、暇なときは話しかけにいく意識が大切です。
中:心身共に健康的な生活を送れる
パートを始めれば、心身共に健康的な生活を送れる可能性があります。
パートはキビキビと働くのが前提なので、専業主婦をするよりも身体を動かす機会が増えます。
パートのために、早寝早起きの習慣も付くでしょう。
何かに集中するきっかけができるため、メリハリを持って生活できるようになります。
私はパートする前、「いつも家事しかしない人生でつまらない」と気持ちが沈む時期がありました。
パートしてからは生きがいができ、いつもの人生が楽しくなったと感じています。
大:パート生活を送るデメリット
パート生活を送ると、メリットだけでなくデメリットも発生します。
自分の時間が限られる
人間関係のトラブルが起こる可能性もある
心身共に疲れる可能性もある
パートに時間を割く分、必然的に自分の時間が減ってしまいます。
パートの内容によっては人と接するのが必須なため、人間関係のトラブルが起こる可能性もゼロではありません。
中:自分の時間が限られてしまう
パートすると、自分の時間が限られます。
労働に対する報酬を勤務時間に応じて渡されるので、仕方がないシステムです。
ただし、家事の時間を短縮し、自分の時間を作る工夫は可能です。
家族に家事を手伝ってもらったり、便利家電に頼る方法があります。
私もパートを始めたての頃は自分の時間が取れず悩んでいましたが、家事の時間を短縮して休める時間を作れるようにしました。
中:人間関係のトラブルが起きる可能性も
パートしていると、人間関係のトラブルが起きる可能性があります。
人と働く勤務形式である以上、仕方のない問題です。
私のパート先はいい人しかおらず、特に人間関係のトラブルはありませんでした。
ただし、友達の中に人間関係が理由でパートをやめた経験がある人もいます。
遅刻や無断欠勤ばかりする人に注意を繰り返していたら、その人から嫌がらせを受けるようになりやめたのだとか。
新しいパートに勤めてからは人間関係が良好になったとも話しているので、合わない人がいると感じたらパート先を変えるのも手です。
大:お金に困っているならクレジットカードの現金化も視野に
すぐにでも生活費を用意したい人は、クレジットカードを現金化する手もあります。
クレジットカードの現金化とは、キャッシング枠を現金にする行為です。
業者に頼む形で、現金化を行います。
返済が必要なので、もらう形でお金を得たい人には不向きです。
さらに、現金化はクレジットカードの規定に違反します。
現金化が発覚すれば、カードが利用停止になるリスクもあります。
現金化についてよく知ってから実行しましょう。
まとめ
生活が苦しくてもパートに行きたくないのには、いくつかの理由があります。
社会復帰が難しかったり、普段の生活を変えるのに抵抗があったりするなどです。
何より家事や育児との両立が難しいと考えている人もいるでしょう。
家事に関しては、便利家電を買ったり家族に頼るなど、色々な方法で対策できます。
最初はパートに抵抗があっても、実際に働くと友達が増えたり生活にメリハリができたりと、人によってはメリットになります。
「パートをやってみて辛かったらやめよう」ぐらいの意識で、試しにパートしてみるのもおすすめです。